小説って字見ると背筋がぞっとする

 ある日の記事にコメントがついたから読んでみると、同人誌への誘いだった。僕は同人的活動にも憧れがあるし、あわよくば参加してみたい! と常々思っていたので嬉々としてリンク先を見てみるといかにもうさん臭いサイトであった。紹介文も同人誌のタイトルもうさん臭くて、その同人誌のタイトルで検索をかけると、やはり悪質なサイトであるらしい。入会金やら会費やらをかすめとって、小説書きを食い物にするけしからんサイトのようだ。僕はひどく落ち込んでしまって、ブログを書く元気もなく、食べ物も喉を通らず、夜も眠れず、涙はとまらないし手はずっとがたがたと震えて、半ば発狂してしまい、しまいには精神科におせわになり薬漬けとなって今までずっと入院していた。

 当然そんなことはデタラメでただ更新する気力とネタがすでに尽きていただけである。

 

 どうにもこうにもにっちもさっちもいかない現状なわけだけれども、とりあえず僕はやっぱり小説を書かなければいけないと思い、今やっとしこしこと書いていたりする。一応このブログは小説家志望が小説を書いて行く行くはノーベル文学賞をとって名誉を手に入れて教科書に載ろう、というブログなので、一応それらしい記事が書けるようになってもう満足だ。十分満足なのでもう小説を書くのはやめることにしよう。

 

 パソコンで文章を書こうとすると、ネットに繋がっているものだからついついchromeを開いてしまって優雅にYouTube鑑賞なんかしたりして時間は無駄にしてしまうので、タブレットブルートゥースのキーボードでも買って執筆専用端末にしようかなあとネットを徘徊していたりした。でも、それらを購入するマネーももったいないし、そういえばポメラDM20も持ってるしなあと思い出したりして中々買うことに踏み出せず、結局ずっと価格.comでずっとタブレットのページを見続けていたら、気が付けば一週間近く経っていてびっくりだ。これが浦島太郎状態というやつなのかな。こんなに時間を無駄にするなら本末転倒、買うなら買うでさっさと買ってしまえばよかった。結局タブレットなどは買わずにポメラでしこしこと書いている。でもやっぱりタブレットブルートゥースのキーボードを組み合わせれば良い執筆端末ができあがると思うんだよなあ。何だか未練たらたらでまたまた時間を無駄にしていきそうな雰囲気が漂っている。時間を無駄にすることは僕の十八番だ。履歴書の趣味と特技の欄にもでかでかと「限りある時間をどうでもいいことで潰していくこと!」って自信を持って書ける。とても優秀な人材ですね。誰か雇ってください。